コーニング、第3四半期業績を発表
液晶ディスプレイ用ガラスの生産量は堅調を維持
2010年、同市場は15%の成長見込み
ニューヨーク州コーニング発, 2009年10月26日 – コーニングインコーポレイティッド(NYSE:GLW)は本日、2009年第3四半期業績および、残る2009年の予想を発表しました。
第3四半期のハイライト
- 売上高15億USドル(前期比6%増)。
- 一株利益は0.41USドル、特別損益を除いた一株利益は0.42USドル*(前期比8%増)。
- ディスプレイテクノロジー部門のガラス総生産量(コーニングの100%出資子会社および、サムスンコーニングプレシジョンガラス(SCP)の生産量の合計)は、非常に堅調だった第2四半期と比べ4%増。コーニングの100%出資子会社の生産量は前期比横ばい。SCPの生産量は前期比7%増。ガラス価格は前期と同程度。
- 粗利益率は41%。
- 持分利益は4億1,800万USドル(前期比16%増)と、新記録を達成。
- Axygen Bioscience社の買収を完了(買収額は約4億1,000万USドル)。
第3四半期の財務状況比較
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Q3 2009
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Q2 2009
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増減率(%)
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Q3 2008
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増減率(%)
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純売上高
(百万USD) |
$1,479
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$1,395
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6%
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$1,555
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(5%)
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純利益
(百万USD) |
$643
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$611
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5%
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$768
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(16%)
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Non-GAAP純利益*
(百万USD) |
$654
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$614
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7%
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$732
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(11%)
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| GAAP 一株利益 |
$0.41
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$0.39
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5%
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$0.49
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(16%)
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| Non-GAAP 一株利益* |
$0.42
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$0.39
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8%
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$0.46
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(9%)
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* これらはnon-GAAP財務数値です。 GAAPによる数値とNon-GAAPによる数値の調整については、このニュースリリースに続く表やコーニングウェブサイトのIR情報ページでご覧いただけます。
ウェンデル P. ウィークス会長兼CEOは以下のようにコメントしています。
「過去2四半期にみられた改善ぶりから、第4四半期に対する楽観的な見方を強めています。液晶テレビの小売販売は第3四半期を通して堅調を維持しました。私たちは、この流れが第4四半期も続くものとみています。この第4四半期は通常、小売販売が最も盛り上がる時期になります。こうした需要があるために、世界の液晶テレビのサプライチェーンがこれまで、適切な在庫レベルを維持し続けることが可能だったわけです。」
第3四半期の事業部門別実績 ディスプレイテクノロジー部門の売上高は6億7,900万USドルと、前期をわずかに上回りました。この8月、日本で発生した地震により、静岡にある当社の液晶ディスプレイ工場の生産に影響が及び、第3四半期の売上高に響く結果となりました。 また第3四半期、ディスプレイ部門の売上高は為替レートによるプラスの影響を受けました。
また、第3四半期より、コーニングは日本の堺市にある最新の液晶ディスプレイ用ガラス製造工場にて、第10世代のガラス基板の量産を開始しました。 これにより、当社はTFTグレードの第10世代のガラス基板を製造する世界初のメーカーになりました。
テレコミュニケーション部門の売上高は4億5,000万USドルで、前期比3%増となりました。 中国での光ファイバーの売り上げが今期も堅調だったことに加え、北米でのプライベートネットワーク製品の需要も増加しました。 成長率は、北米でのFTTH製品の需要鈍化の影響を受けました。
エンバイロメンタルテクノロジー部門の売上高は1億6,700万USドルと、前期比27%増となりました。これは主に、米国、中国およびドイツにおいて自動車用製品の売上が増加したことによるものです。 コーニングでは、この自動車用製品需要の向上について、例えば米国における「Cash for Clunkers」プログラム(すでに終了)など、上記地域において政府が実施した報奨金プログラムおよび、世界中で在庫レベルが低下したことによるものではないかと指摘しました。 また、大型ディーゼル車用製品の需要も堅調でした。これは、2010年に米国で施行される新排ガス規制に先立ってメーカーが製品購入を行なったことによるものです。
スペシャリティマテリアルズ部門の売上高は9,000万USドルと、前期比27%増でした。 これに関しては、ノートPCやポータブル電子デバイスに使用されるGorilla™ ガラスへの需要が引き続き増加していることが理由のひとつに挙げられます。コーニングのGorillaガラスは現在、12の大手ブランドに採用されており、45を超えるデバイスに採用されています。
ライフサイエンス部門の売上高は、前期の8,100万USドルから9,200万USドルとなりました。第3四半期の売上高には、最近買収したAxygen Bioscience社からの売上高700万USドルが含まれます。Axygen社の製品ポートフォリオおよび充実した流通ネットワークは、コーニングのライフサイエンスの事業基盤の大幅強化につながるでしょう。
コーニングの持分利益は4億1,800万USドルとなり、前期の3億6,100万USドルに比べ大幅増となりました。ダウコーニングからの持分利益は前期比59%増の9,200万USドルでした。SCPからの持分利益は、前期比7%増の3億1,600万USドルとなりました。
今後の展望―第4四半期
ジェイムズ B.フロウス副会長兼CFOは次のように述べています。「台中工場で発生した電力障害によりガラス生産の一部に支障がでたものの、過去2四半期におけるディスプレイ事業の堅調が、第4四半期も継続するという見方に変わりはありません。同時に、テレコミュニケーションおよびエンバイロメンタルテクノロジー事業に関しては、例年通り季節的要因による下降がみられるものと予想しています。」さらに同氏は、ダウコーニングからの持分利益は前期に比べ増加するものと予想していることを付け加えました。
コーニングの100%出資子会社のガラス生産量は前期比横ばいから微減、また、SCPのガラス生産量は前期比横ばいと予想しています。ガラス価格については、コーニングの100%出資子会社およびSCP共に前期比横ばいとみています。フロウスは、台中工場によるガラス生産の一時的損失がなければ、コーニングはガラス生産量を前期比約5%増と予想していただろうと述べました。
「ディスプレイ部門においては、世界の小売業者が魅力的な液晶テレビの価格設定を行うものと予想しており、これにより恐らく第4四半期を通して、堅調な需要が続くことになるでしょう。この小売需要、そして、パネルメーカーが今期後半稼働率を下げるのではないかという予想があるために、業界が健全な在庫レベルを維持することが可能になり、過剰供給という懸念も軽減されるはずです。」
テレコミュニケーション部門の売上高は、15%減と予想しています。これは主に、北米の季節的要因による需要減によるものです。中国の需要は引き続き堅調と考えています。
エンバイロメンタルテクノロジー部門の売上高は、前期比10~15%減と予想しています。これは、例年の季節的要因による売上減に加え、米国の報奨金プログラム終了に伴い予想される需要の減少を踏まえての判断です。
スペシャリティマテリアルズ部門の売上高は、前期比横ばいから5%減、ライフサイエンス部門の売上高については、Axygen社の買収により25%増と予想しています。
2010年について
コーニングは、2010年の全世界における液晶テレビの販売台数は、今年より20%増の1億5,600万台に達すると予測しています。さらに、ノートPCの売上高は約20%増、デスクトップPC用モニタの売上高は4%増と予測しています。フロウスのコメントは以下の通りです。「これらの小売販売の予測が正しく、また、当社が予想するように、ガラスのサプライチェーンの在庫管理がうまくいけば、来年は世界のガラス生産量は非常に堅調な伸びを見せることになるでしょう。この需要により、2010年、全世界のガラス市場は少なくとも27億スクエアフィートの規模に達し、年間の増加率は約15%になることが予想されます。現在、業界はガラスの生産能力を再開しつつありますが、その量はこうしたエンドマーケットの需要予想に従っているものと考えています。」
またコーニングは、来年のガラス需要は四半期ごとに変動がみられるだろうと指摘しました。フロウスは次のように述べています。「パネルメーカーは第1四半期、稼働率を下げて季節的要因による需要減に対応していくでしょう。結果、第1四半期のガラス需要は、前期比減という予想になります。第2四半期については、季節的要因から堅調な下半期に向け、サプライチェーンが拡大していくのと共に、パネルメーカーの稼働率も急増していくものとみられます。こうした状況で、第2四半期のガラス需要も大きく増加していくものと予想しています。」
投資家とのセッションについて
コーニングは、11月5日(火)にトロントにおいて投資家との昼食会を開催、12月3日(火)にはニューヨークにおける投資家との昼食会において、プレゼンテーションを行う予定です。12月9日(水)にサンフランシスコで開催されるBarclay’s Technology Conferenceでもプレゼンテーションを行う予定です。
第3四半期のカンファレンスコールについて
コーニングは10月26日(月)の米東部標準時間午前8:30より、第3四半期のカンファレンスコールを開催します。開始時刻の10~15分前に(800) 230-1766 あるいは国際アクセス番号 (612) 332-0226までお電話ください。パスワードはQUARTER THREE、 リーダーはSOFIOです。カンファレンスコールの様子をライブオーディオウェブキャストでお聴きになるには、コーニングのウェブサイト (www.corning.com/investor_relations)をご覧になり、画面左のInvestor Eventsをクリックしてください。カンファレンスコールの録音再生は、米東部標準時間同日の午前10:30から2009年11月9日(月)の午後5:00まで行います。(800) 475-6701 あるいは国際アクセス番号(320) 365-3844までお電話いただければ、お聴きいただけます。アクセスコードは117492です。ウェブキャストの内容は、カンファレンスコール実施後1年間アーカイブに保存されます。
本プレスリリースの情報の表示について
Non-GAAP財務指標は、GAAP(一般に公正と認められた会計原則)またはそれに代わるものに準拠していません。コーニングの Non-GAAPの純利益とEPS(一株当り利益)は、事業再編措置や減損処理などに伴う費用と、こうした費用の過去の予想に合わせた調整を排除していま す。またコーニングのNon-GAAP指標は、アスベスト訴訟和解準備金、社債償還に伴う損益、株式または原価法適用投資の減損処理あるいは繰延税資産の調整により生じた費用、および持分法適用会社が取った事業再編措置や減損処理などによる収入または 費用から計上された持分法による損益を加味した調整を排除しています。コーニングのフリー・キャッシュフローに関する指標もNon-GAAPです。コーニングはNon-GAAPのフリー・キャッシュフロー、純利益、およびEPSの発表が、基本的な業績のトレンドを隠す恐れがある非経常的な項目による影響を除いた財務成績を分析するうえで有用であると考えています。これらのNon-GAAP指標は、コーニングのウェブサイト(www.corning.com/investor_relations)で照合することができるほか、弊社ウェブサイト上プレスリリースの付属資料でもご確認いただけます。
リリース内容について
このプレスリリースに記述された「将来に関する発表内容」(1995年の米国私募証券訴訟改革法によって表現された意味の範囲内における)は、コーニングの業績や事業活動に関する現在の予測や想定を基にしたものであり、コーニングのさまざまなビジネスリスクや不確実な要因によって、実際の結果と大きく異なる場合があります。これらのリスク及び不確実な要因には、世界の経済及び政治情勢や商況による影響、金融市場の状況、通貨変動、製品需要と業界の製造能力、 他社との競合、集中的な顧客基盤への依存度、製造効率、コスト低減、重要な部品および材料の入手可能性、新製品の開発と商品化、価格変動とプレミアムおよび非プレミアム製品の製品構成の変化、設備拡張および新規工場立ち上げコスト、テロ活動・武力衝突・政情不安・深刻な健康衛生問題による商業活動の停滞、株式会社としての活動、買収および子会社売却、過剰在庫または古い在庫のレベル、技術変化の速度、特許権の行使、製品および部品性能の問題、株価変動、訴訟または規制による不利な状況の発生、などが挙げられます。これらを含む諸リスク要因は、コーニングが米証券取引委員会に提出した書類に記載されています。本リリースに記述された情報は、発表日現在の情報であり、コーニングは 新しい情報または将来の出来事に照らしてこれらの情報を更新する義務を負わないものとします。
コーニングについて
コーニングインコーポレイティッド(www.corning.com)は、特殊ガラスおよびセラミックの世界的なリーディングカンパニーです。コーニングの150年以上の材料科学やプロセス工学の経験から、コンシューマーエレクトロニクスや自動車排ガス制御製品、テレコミュニケーション及び、ライフサイエンスの分野で、先進技術システムを実現する主要なコンポーネントを開発・製造しています。当社の製品には、LCDテレビ、コンピュータモニタやラップトップ向けLCDガラス基板、自動車触媒用セラミック担体及びフィルタ、光ファイバ、ケーブル、通信ネットワーク向けの配線機器 、創薬分野向け光バイオセンサなどがあります。また、その他にも、半導体、航空宇宙、防衛、天文、測定といった数々の産業向けに光学や特殊ガラスを用いた高度なソリューションを提供しています。
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